薬に頼らずに治る体をつくる栄養士、岡田のりこです。
こんなメッセージをいただきました。
子どもについ『早く食べなさい』『残さず食べなさい』と口うるさく言ってしまいます。
食事は楽しくおいしかったと思えるようになるべく言わないように気を付けていきたいです。
食事は楽しくおいしかったと思えるようになるべく言わないように気を付けていきたいです。
Sさん、ありがとうございます。
無料メールセミナーでも、一番大切だよ~!とご紹介している「穏やかな食卓」。
怒って食べさせても、体の消化吸収機能はストップしちゃうから、氣をつけようね、ということなのですが。
怒りを無理やり我慢する、というのは、また別の弊害があるのです。
「怒り」ってね、何もないところから湧き上がってくる、なんてこと、絶対にないです。
その怒りの「根っこ」が必ずあるの。
これは、もう6年くらい前の話だけど、わたしが一番腑に落ちた経験、ご紹介するね。
初ディズニーシーに家族で行った時のこと。
初めてだから、どこに何があるのやら全然わからないし、クリスマス期間の土曜日で激混み予報だし、あんまりアトラクション乗れないのかなぁって思ってたら、ほぼ、乗りたいもの全制覇。
ショーも含めて13アトラクション。
いやぁ、歩いた歩いた。
雨も降ったけど、うきうきワクワク遊び通しの一日でした。
夜のショーと花火もばっちり見て、最高の一日がもうすぐ終わる。
そんな21時ちょっと前。
事件は起こりました。
最後のファストパスを手に入れていた「海底2万マイル」。
昼間はシステム調整で運転が見あわせになっていて、「乗れないのかな」ってがっかりしていたら運転再開になった、息子念願のアトラクションです。
これに乗って、後は買い物したら完璧な一日が終わり~!って時に。
私が持っていたはずの家族全員分のファストパスがない!!!!!
とっさに私が言った言葉は「パパに渡したでしょ!!」
・・・人のせいにしちゃいました。
「えーーー?もらってないよ。ママのことだから、きっとどこかにあるんでしょ?」
この言葉にカチーーーーン!!!
怒りがムクムク湧いてきました。
そう。私はものを無くすのが得意です。
かばんのどこに入れたかわからなくなるし、落とし物したり忘れ物したりも多い。
鍵や財布が「ないないなーーーい!!」ってよくやってます。
(私をよく知る人は「うんうん」って、うなずいている事でしょうw)
とりあえずファストパスなしの20分待ちの列に並びながら、「ママ!!早く探してよ!!」とせっつく息子。
「ないものはないっつーの!!だいたい私にファストパスを持たせてたのが悪いんだーー!!」
と、心の中で、またもや責任転嫁の怒り。
とりあえず謝ったけど、「ごめんねっっヾ(。`Д´。)ノ!!」
…全然謝ってる氣持ちじゃない。
これじゃ、だめだ。
薄暗い通路に並びながら、怒りで煮えたぎってメラメラの心の奥を観察してみました。
怒りをちょっと置いといて。
その奥をみてみると。
「ちゃんと大切なモノが管理できない自分が恥ずかしい」
という氣持ちが出てきました。
お母さんにもよく「またなの?」って、言われてたよな。
大人になったのに。
恥ずかしい。
子どもたちに「ママってだらしないな」って思われちゃった。
恥ずかしい。
そう、恥ずかしさをごまかすために、怒りが出てきてたのね。
こんなこと思っているって、自分も知りたくないし、他の人にも知られたくない。
だから、見せないように、怒りで威嚇しようという反応がおこったようです。
そして、その後にみつかった気持ちは「悲しみ」
こんなに疲れている家族を、私は無駄に長く立たせてしまっている。
自分さえきちんとチケットを持っていたら、今頃はもう乗れているかもしれないのに・・・。
そして最後は自分への「失望感」
あぁ、私はダメな母親だな。
せっかく素敵な1日なのに、台無しにしちゃって。
そこまで考えて、落ちに落ちてから、氣をとりなおして自分を励ましてみました。
でも、今日1日、ホントに君は頑張ったよ。
みんなが楽しめるように。
さっきは疲れているのに、ショーが見えるように6年生の息子を抱っこしたりしてあげてたじゃん。
ファストパスを一回なくしたくらいで、全然ダメな母親じゃないよ。
そしたら、静かな涙が溢れてきて。
「あーーー、この恥ずかしさとか悲しさとか失望感は、私の中の小さい「のりこ」の氣持ちなんだなぁ」
ってわかったのです。
氣付いて欲しかったんだな。
恥ずかしかったり、悲しかったり、自分にがっかりしたことを、いつも我慢して平氣なふりしてた自分。
平氣なふりするために、相手のせいにしちゃったり、怒ったりしちゃうんだなって。
大丈夫だよ。のりこ。
私はそんなあなたをまるごと愛してる。
大丈夫だよ。
誰にも氣付かれないうちに涙は乾いて。
その後には、わたしの前に並んで穏やかに話をしている3人の家族への感謝が、ぐわぁぁっと込み上げてきました。
疲れているのに責めたてたりもせずに、こんな私をちゃんと許してくれている家族。
ありがとぉぉぉぉ!!
愛してるよぉぉぉぉ!!!
最初の怒りマックスからここまで、5~10分くらいかな(笑)
その後列はスルスルと進み、笑顔でアトラクションに乗れたのでした。
ヨカッタ。
あのままの氣持ちでいたら、アトラクションも全然楽しめなかったし、帰りの車の中でもパパと仲良くできなかったかもしれない。
こういう、氣持ちの整理ができて、怒りのままで、家族を攻撃し続けなくてホントにホントにヨカッタです。
Sさんは食卓で、どうして「早く」とか「残さず」とか言っちゃうんだろうね?
ママが食卓で怒ってしまう奥には、別のココロや想い、記憶が隠されていることがたくさんあります。
いい母でありたい。
自分の思い通りに動かしたい。
時間を守らなければダメ。
早く自分の時間が欲しい。
病氣をして欲しくない。
頑張って作ったものを褒められたい。
自分も怒られて食べていた。
人それぞれ、怒りの根っこにはいろんなモノがくっついているはずです。
日常で感じる怒りや不快な感情の奥に潜んでいる、本当のココロ。
それを見つけてあげることが、自分自身を癒し余計な怒りや負の感情とサヨナラして、笑顔を増やしていくための近道なのね。
怒りが湧いてきたら、自分を知って浄化してあげられるチャンス!
子育てって、大人だけで生活してたら絶対ないようなトラブルがいちいち起こって、そのたびに、いろんな感情がいやおうなく溢れてくる。
だから「自分育て」なんだよね。
その感情に蓋をせずに、その奥までちゃんと感じて認めてあげることができれば、我慢するんじゃなく、怒らなくてよくなる日がきっとくるよ♪
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