体とココロの栄養士セラピスト、岡田のりこです。
今日は自然療法を生活に取り入れる時に、とってもとっても大切なお話をします。
ちょっと長いけど、おつきあいくださいね！
以前、メールセミナー受講生の方からこんなメールをいただきました。
いつもありがとうございます！
メールセミナーの内容とは関係ないのですが…少し話を聞いて頂けますか…
子どもの膝の裏の掻き崩した所がなかなか治らず(クレイなどでケアしているつもりですが)、1カ月以上たちます。
その事が発端となり、私が病院になかなか行かないこと、ステロイドを使わないこと、添加物や化学物質などに気をつけていることなどなど、夫に指摘され、一般の人とかけ離れているなどと言われ、挙げ句のはてには離婚も仕方ないとまで言われました。
子どもの前で言い合いになってしまい、子どもたちにも辛い思いをさせてしまいました。
確かに私がやっていることは少数派かもしれません。
でも、添加物や化学物質、薬などの害を知ったからにはそれをなるべく少なくしたいと思って生活をしている事は間違ってないと思います。
こういう話をするとモメるのは分かっていたので(何度かモメたことがあるので)仕方ないのですが、夫は夫でガマンしていたようで、それが噴出したようです。
食の安全や病院、予防接種のことなど、人に伝えるのは難しくて、今何も問題ないと思っている相手にどうやったら気づいてもらえるのか…上手な伝え方がないものかといつも思っているのですが、まだそのすべを得られていません。
私のやり方は中途半端で、そこまでこだわるなら保育園に弁当持って行かせればいい、誰かにお土産とかもらっても断ればいい、病院も一切行くなと言われ、考え方が極端すぎて折り合いがつけられません。
子どもたちも泣き出してしまい、私も泣いていましたが、答えは出ないままとりあえず寝ることになりました。
私は今の生活スタイルを変える(知らなかった頃に戻す)事はできません。
夫は今どう思っているのかは分かりませんが、とりあえず落ち着いて仕事へ行きました。
どうしたらお互いに折り合いをつけられるのか分かりません。
自分の周り(顔見知り、友人)に同じような人がいればある程度説得力があるのかなぁとは思いますが…
正直、いろんな人やいろんな生き方がある中で、世間一般がどうのとか言う夫に呆れています。
自然療法を取り入れていたり、社会毒に対して何らかの対策をしているお母さんたちは、私のように旦那さんと意見が合わない場面に遭遇する事があると思います。
話して理解してもらえるなら良いですが、こじれている場合、どうしたら良いか？どのように話したら理解してもらえそうか？
何かアドバイス頂けたら…と思いメールを書きました。
孤独だったので、ただただ聞いて欲しかった というのもありますが…
長々と失礼しましたが、ご返信頂けるとうれしいです。
このメールをいただいて、最初にわたしが思ったこと。
メールをくれたAさん、ありがとう！！！！！
メールしてきてくれて、ホントに嬉しいです。
今はネットで自然療法のやり方とかなんでも調べられる。
その中で、わたしの存在意義って、一つはこうやって生の苦しみに寄り添える、ってこと、なんですよね。
自然療法を始めると、周りとの物事の捉え方が全く違ってきてしまって、一人で悩んでいる方、多いと思います。
そんな方にブログやメルマガで、いつもエールを送り続けたい。
そして、こういうココロが折れ曲がりそうなピンチの時には、話を聞く相手になりたい。
Aさんとは、オンラインでお話させていただきました。
（メールではニュアンスを伝えるのが難しい場合は、直接お話させていただくことも多いです）
ちょっと話はそれるけど、例えばアトピーなどの湿疹や花粉症みたいな症状って、ある日突然出るイメージの方も多いと思うの。
でも、そうじゃないのです。
体に入ってくるもの、体につけるもの、生活のリズム、ココロのあり方、などなど。
そういう、その人を取り巻くさまざまなものが体やココロを歪ませていって、その結果として、アレルギーなどの症状として目に見える形で出てくる。
今回の旦那さんも、それと同じかもしれないね、とAさんとはお話させていただきました。
今までとは違う価値観のものを、自分のココロが通じてないと思う相手から薦められても、受け入れられるはずがないね。
Aさんと旦那さんは、生活の中のいろんな部分でココロがすれ違ってきていたそうです。
特に、子どもができると、そういうすれ違いをごまかしながら、日常をなんとなくの不満を募らせてしまってる部分、誰にでもあるよね。
そのすれ違いが我慢できなくなった旦那さんが、自然療法に自分の不満を転写させて、訴えてきたのかもしれないね、って。
（もちろん、旦那さんはそんな自覚はないと思うけど）
さらに、アレルギーや病氣になってはじめて、体や生活やココロがどんなに不自然になってしまっているのかに氣づけるように、そして、自然療法みたいな新しい世界の扉を開くきっかけとなってくれたように、この旦那さんとのいさかいも、Aさんにいろんな氣づきをつかむチャンスをくれる大切なきっかけになっているはず。
そう思うと、旦那さんの存在があったからこそ、これからのAさんが作られていくのだよね。
わたしの存在意義のもう一つは、こんなふうに目線を変えるお手伝いができることかな、と思います。
同じ目線ではわからない出口も、一歩引いたり、一段高い所から見ると、わかったりするものです。
そのお手伝いがわたしは得意なのね。
この電話の後、Aさんからはこんなメールをいただきました。
こんにちは
先日はわざわざお電話下さりありがとうございました。
徐々に日常のペースを取り戻しています。
何で分かってくれないんだろう？
どうしてこんなケンカになっちゃったんだろう…？
いろいろモンモンとしていましたが、あの日いろいろお話をさせて頂いて、新たな視点 というか、目の前にあるものだけが問題ではないんだ
ということ、夫がいたからこの現状があり、新たな気付きと、のりこさんと話をする機会を与えてくれたということに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
子育てと同じように、夫を褒める事が大切だと言われますが、なかなかうまくできません。
でも、感謝の気持ちを持って接することはすぐにできることだったし、のりこさんと話して夫に対して嫌な感情ではなく、感謝の気持ちが沸き上がってきたことが、私にとって明るい兆しとなりました。
次に何かもめ事が起きても(その時は目の前の事しか考えられないかもしれないけど)、きっともっと深い所に何か見落としてきたものがあるんじゃないか？
お互いに心が満たされていないのでは？
と、広い視点からとらえられると思います。
のりこさんと話をしていると、不思議と笑顔にさせてくれ(キャッチコピー通り)、心がほぐれていきました。
たくさん泣かせて頂いて、たくさん笑顔にさせて頂いて本当にありがとうございました。
解決 というのとは違いますが、問題解決への糸口を見いださせて頂きました。
私にはのりこさんがついていてくれるんだ！
と思うだけで勇気百倍です！！
お薬を飲めば、すぐに症状が消える。
でも本当に治ったわけではない。
自然療法では体を土台から整えていくから、少し時間もかかります。
ココロも同じで、Aさんが言うように、すぐに解決しないことのほうが多いです。
でも、自分の目線が変われば、今までとは違う関係性、より豊かで温かいパートナーシップの築き方を選ぶことができるようになります。
その「時間をかけてでも、自分らしく、できるだけ自然に生きる」そして「家族みんなで笑顔でいる」ために、わたしは自然療法や体のしくみ、そしてココロについてもお伝えし続けて、寄り添い続けていきたいと思っています♪
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薬を使わないとか病院に行かないとか、今までとは違う選択肢を増やすって、怖いと感じる人も多いよね。
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