愛と笑いの栄養士セラピスト、岡田のりこです☆
「あせも」の原因を探る1 のつづき
肌を守っているバリア機能は角質と皮脂。
だから、角質をはがしすぎないとか肌の水分と皮脂のバランスを保つことが大切なの。
これからの季節、特に皮脂の奪われすぎが肌トラブルの原因になることが。
まず、知っておいて欲しいのが「乳化剤」
水と油が混ざったクリームを作る時、乳化剤を使います。
水と油が混ざったクリームっていうのは、白いクリーム、ほぼ全般です。
乳液とか日焼け止めとかハンドクリームみたいなのも。
手作りなら、植物性で品質のよさそうな乳化剤を選んで、水と油がちょうど混じる適量で作ろうと思えば作れるよね。
でも、お店で売っている商品や、処方される医薬部外品などは、長期間置いてあっても変質しないように、
例えば、↑こんな風に水と油が分離しちゃわないように、必要以上に強い乳化剤が大量に使われている可能性が高いのです。
そんな乳液やクリームを、毎日セッセと塗り込んでたら、肌のバリア機能、壊れちゃいますよ~。
当然、あせもなどにもなりやすくなります。
そして「乳化剤」は言葉を変えれば「界面活性剤」。
ラウリル硫酸ナトリウムなどの、車のエンジンオイルを落とすのと同じ成分の、強力な界面活性剤がたっぷり入った、ボディソープやシャンプーが、いくら弱酸性だろうと、いくら「しっとり成分配合」だろうと、お肌にはあまりよろしくないことは想像できるよね。
でも、ベビー用でも、こういう成分が使われてる商品いっぱいあるのです。
正直、おまたとか脇とか足とか頭皮とか以外は、お湯で流せば汚れは落ちます。
それから、一日何回もお風呂やシャワーしてる人いませんか?
お湯でも皮脂がどんどん奪われて肌のバリアが弱まってしまいます。
清潔第一!って頑張ってるのが、逆に肌のダメージを加速させて、あせもなどにもなりやすくさせてしまっているかもしれません。
暖かい季節になるにつれて水道の中の塩素量も、倍以上になって、ますます肌のバリアが壊されやすくなっているのでホントに洗いすぎ、注意!
台所だけじゃなく、シャワーやお風呂のお湯もできるだけ浄水して塩素を抜くのがオススメです。
次は表皮菌についてお話しますね♪
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