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2022.06.19ブログ

「あせも」の原因を探る 5 汗と循環

家族みんなの毎日と未来を明るく元氣に♪
愛と笑いの栄養士セラピスト、岡田のりこです☆

「あせも」の原因を探る1
2、皮脂
3、表皮常在菌
4、肌と食


どんな汗をかいているか、も、あせもと大きく関係しています。
体温調節のために出す汗は、普通はサラサラ。
これは、汗腺で汗が作られる時に、ミネラルは再吸収される仕組みがちゃんと働いているから。
でも、未発達だったり機能が低下した汗腺だと、ミネラルの吸収が十分にされずに、そのまま汗として出てしまいます。

しょっぱくてベタベタした汗は蒸発しにくいよね。
そして、ミネラルによって肌もダメージを受けやすくなる。

だから、あせもになりやすくなるのね。

サラサラ汗がかける汗腺の数は、2歳くらいまでに決まってしまうので、赤ちゃんの時に快適なお部屋で過ごしてばかりいると、サラサラ汗をかきにくくなるし、日常的に汗をかかないと、汗腺の働きが低下しちゃってこれまたベタベタ汗の原因になるのです。

自律神経の働きによっても、汗の出方は変わってきます。
「興奮してる=交感神経優位」な時は、ベタベタ汗が出やすく
「リラックス=副交感神経優位」な時は、サラサラ汗が出やすい。

だから、寝ていてベタベタ汗をかいてるのなら、しっかりとリラックスできていないのかもしれないよね。


それから体の中の循環がいいかどうかも、大切なポイントになってきます。

血流が悪い
毛細血管が少ない
リンパの流れが悪い

こういう状態だと、肌への栄養や酸素の補給も老廃物の回収も十分にされなくて、治したくても治せません。

循環がいいかどうかは、まずは体温をチェックしてね。
平熱が36度台後半くらいあるのが、正常な体です。
特に赤ちゃんや幼児は平熱が37度でもおかしくない。

でも今は、運動不足やエアコンなどで、どんどん体が冷えてる子が増えているよね。

あせもの原因を探るシリーズでお伝えしてきたことは、あせもに限らず体のあらゆる不調にも関係してること。

お薬に頼りすぎずに、自然療法などでケアするには、こんなふうにいろんな視点や知識を持つことが大切です。

 

Pooh*pon