家族みんなの毎日と未来を明るく元氣に!!
薬に頼らずに治る体をつくる栄養士、岡田のりこです。
以前、「子どもの食事」という対面講座をやってた時、「怒りの食卓」という実習をしていたことがありました。
講座後のランチを食べている最中にわたしに数分間、怒られながら食べる…というもの。
もちろん、わたしは本氣で怒っているわけではないし、受講生のみなさんにも「これから怒りますよ~」とお伝えしてから怒鳴り始めます・笑
それでも、みんな、箸は動かなくなり、泣いてしまう人もいたの。
この実習は、怒られながら食べるご飯が、どんなに悲しさや恐れで喉を通らないか、を実感してもらうことで、楽しい穏やかな食卓の大切さに氣づいてもらうための目的でやってたんだけど、
「小さい頃、いつも左利きを怒られていたのを思い出しました」
とか
「給食が食べきれなくて1人残されて昼休みに食べてたんです…。」
と、自分の忘れていた記憶が蘇る人も少なくありませんでした。
それだけ、小さい頃の毎日の食事の時間の体験は、わたしたちのココロの奥に刻み込まれているということ。
わたしは、そんなことも知らずに、特に一人目だった息子の時は、食事時間にホントにひどい仕打ちをしてしまっていました。
嫌いなものを無理やり食べさせようとしたり、他の子と比べて脅したり、「苦い」と言われても、「苦くなんかないよ」と否定したり。
息子、ホントにごめんね。
わたしたち大人は、子どもよりいろんな機能が発達していると思いがちだけど、実は、感覚がどんどん退化してしまっています。
例えば、モスキート音って聞いたことあるかな?
動画を貼っておきますね~。
年とともに、高い音が聞こえなくなってしまうのね。
味覚や嗅覚も、そう。
わたしたち大人は感じない、もしくは「いいな」と思う味わいや香りを、こどもたちは敏感に感じ取って、それに嫌悪感や拒否感をもつことがあります。
それは、例えば
苦いものは毒。
酸っぱいものは腐っている。
という危険を察知する本能が働いているから。
その「危険だ~」って感じてしまうものを無理やり食べさせられたら、こどもにとって、すごく不安な食卓になってしまうよね。
ママが食卓で怒ってしまうのには、こどもの体やココロのしくみを知らない、ということや、「怒りの食卓」で氣づくような、自分の中のインナーチャイルドが大きく関係しています。
本当の原因は、ママの知識不足やココロの傷なのに、怒られているこどもは「自分が悪い子だから」と、新たなインナーチャイルドを作ってしまう。
そんな負の連鎖を少しでも無くすためのお手伝いがしたいな。
子どもの体とココロを守る*食と生活と自然療法 メール講座
では、体の成長と食事について、好き嫌いや小食・大食の対処法のお話はもちろん、子どもの体やココロが食べ物や食事の環境で、どんな影響をうけてしまうのか、という点もお話していきます。
「夏休みのごはん」で、簡単で栄養満点なメニューのご紹介や、ママのココロをみつめるためのお話もしていきますよ。
おうちのご飯は楽しかったなぁって、大人になって思い出してもらえる、そんな食卓を作っていきましょう♪
今すぐできる*体を変える食べ方7つのポイント
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