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2022.01.23ブログ

花粉症対策に今からできること・腸内環境正常化

家族みんなの毎日と未来を明るく元氣に
体とココロの栄養士セラピスト、岡田のりこです。



新型コロナをはじめとした感染症で大きな症状が起こる、っていうのは、免疫がまだ闘ったことがない敵や自分より強い敵に悪戦苦闘している状態。
苦戦してはいるけれど、ちゃんと「敵」と闘っています。

それに比べて、アレルギーは、免疫が敵でないモノに過剰に反応して攻撃してしまう、いわゆる冤罪逮捕みたいなものなんだよね。
花粉は体に害を及ぼすものではないのに、「体から追い出せ~!!!」と、鼻水や涙で流しだす。

免疫が過剰反応してしまうのには  いろんな原因があるけれど、その中のひとつが腸内環境のトラブル。
実は体の免疫細胞の60%以上が腸にいると言われています。

腸には食べ物と一緒に、いろんな敵が入りこんでくるし、もともと常在菌として共存している腸内細菌たちも悪さをしないように見張っていなければならないから、あらかじめ、たくさんの兵士を配置してあるのですね~。

その腸内が、例えば敵となる悪玉菌の割合が多くなりすぎてしまっていたり、腸壁が炎症を起こしている、つまり、体の中に敵が入ってこないための防御壁が壊れていたりすると、体の中に、菌や未消化の食べ物など、入ってはいけないものが入り込んできちゃう。

そうなると、体中の免疫の状態が「緊急事態発生!!」と普通よりも全体のセキュリティレベルがあがるのです。

 

例えば、テロがあったりしたら、その後の空港とかのセキュリティチェックがとても厳しくなるよね?
そして、いつもは「入国OK」だった外国の人が、「強制送還」ってことになる場合もあるでしょ?

なので、花粉症のように、敵ではない花粉に対して「強制送還」しちゃってるセキュリティレベルを下げれば、つまり腸のトラブルを改善すれば、症状として出てこなくなる可能性があるということ、なのねー。

 

でも、腸内の環境の乱れは、ただ乳酸菌などの善玉菌を摂れば改善する、っていう単純なものではない場合も多いです。
人それぞれ、住みつける乳酸菌が違うから、いくら体にいいと言われるものを口から摂っても、効果がない場合も多くあります。

添加物や農薬、薬など腸の粘膜にダメージを与えるものを減らしていく、とか腸壁を壊すカンジタ菌がはびこってるならその対策も必要です。

腸内環境はメンタルもすごく関係しているので体だけじゃなくて、ココロのほうのケアも大切です。
逆に、腸内環境を整えることで、ココロを安定させる物質をしっかりと作りだせるようにもなります。


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