愛と笑いの栄養士セラピスト、岡田のりこです☆
「あせも」の原因を探る1
「あせも」の原因を探る2皮脂
腸に腸内細菌がいるように、肌には表皮常在菌が生きています。
表皮ブドウ球菌やアクネ菌などは、皮脂を分解して保湿成分や皮膚を弱酸性に保つ成分を作り出してくれているの。
とびひの原因になる黄色ブドウ球菌も誰の肌にも存在する常在菌。
わたしたちの肌に有益な働きをしてくれてる、いわゆる善玉菌が多い時には、健やかな肌を保つことができるけれど、善玉菌が少なかったり体の免疫力が低くて悪玉菌がはびこると、化膿したりとびひになっちゃったりします。
だから、腸と同じで、常在菌がいることと、どういう菌バランスかということがとても大切なのね。
抗生物質などの薬剤は菌を根こそぎ殺してしまうし、こちらの記事でお話ししたような、洗いすぎや強い洗剤を使うことは、肌自体にもダメージを与えるのと同時にこの菌たちも減らしてしまう。
なので、肌のバリア機能も弱って、どんどんあせもなどのトラブルが起きやすく、治りづらくなっていく。
今の日本は、洗いすぎたり、除菌グッズ乱用したり、空間ごと除菌とかホントに、怖いよ~。
菌が悪いんじゃない。
わたしたちの食や生活が上手に共生できない体にしてしまっているの。
菌をなんでもかんでも、薬や化学物質を使って排除しようとすることが、もっと体を弱らせて、いろんな病氣やトラブルの原因になってる、ってことに、氣づくところから本当の元氣な体つくりははじまっていきます♪
次回は、肌と食についてお話ししますね~。
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